愛知大学中部地方産業研究所公開講演会
「産業観光の新しい視点―三河・遠州地域の産業文化―」
開催趣旨
産業観光という新しい概念が日本に登場してからすでに10年を経過しています。その発祥地名古屋圏を中心に、「ものづくり」に視点を当て、歴史的遺産を展示する博物館やものづくり現場の見学を含めたモデルコースなどもいくつか設定され、新しい観光スタイルとして注目を集めています。近年になり、文化庁とは別に経済産業省や国土交通省も近代の産業遺産などに焦点を当て、さまざまな地域活性化策やコース案などが発表され、2007年6月には観光立国推進基本計画でも産業観光の推進が閣議決定されるなど、その動きが加速しています。これらの一連の動きは、主要な目的の一つに産業観光が地域活性化の有力な資源との判断が打ち出されていますが、先行している産業観光の考え方や、そのコースやモデル案の多くはビジネスモデルを追う展開となっています。産業観光の概念はまだ生まれたばかりであり、その考え方や在り方は未だ定着してないと考えられます。本講演会が新しい視点創出の契機になればと考えています。
日 時 2008年10月11日(土) 13:30〜17:15
会 場 愛知大学 豊橋校舎本館5階第3・4会議室(定員80名程度)
豊橋鉄道渥美線
新豊橋駅より5分「愛知大学前」駅下車
日 程
主催者挨拶
講 演:種田 明(静岡文化芸術大学大学院文化政策研究科教授)
「産業観光の新しい視点−国内外の事例をもとに−」
報 告:森田優己(桜花学園大学人文学部観光文化学科教授)
「技術の伝承・継承のための産業遺産と博物館の活用について」
< 休 憩 >
報 告:鈴木正之(浜松市史編さん委員)
「遠州地域の産業文化」(仮)
報 告:天野博之(豊田市教育委員会文化財課係長)
「豊田市から見た西三河地域の産業文化―地域資源としての近代化遺産―」
報 告:天野武弘(豊橋工業高校教諭・愛知大学中産研研究員)
「東三河地域の産業文化と産業遺産」
質 疑